日本の伝統工芸、江戸小紋の技!塗っているのは、餅粉を基本とした、地色糊。この後、蒸して染色。糊づけされた黒い部分が染まらず、白くなるんです。間近で見ると、迫力が違う!! 次回は夏前にツアー開催予定です^_^
千代きもの学院さんの投稿 2017年12月3日日曜日
江戸小紋の歴史と文化、今に伝わる技に感動! 裃(かみしも)という武士の第一礼装の反物として発祥し、後に庶民の粋な文化としても発展した江戸小紋。参勤交代で将軍に謁見するとき、「贅沢してはいませぬ」と見せるため、ルーペで見ないとわからないほどの細かい柄で染められているから、見た目は無地に。藩により定め柄が決まっていて、他の藩はそれを着てはならない決まりもあったそうです。江戸時代の型紙も見せていただきましたが、これが海外に流出してブランドバックのモチーフ原型にもなったとか。江戸小紋の反物は、その色合いを写真で正確に撮るのが難しく、カメラマン泣かせらしいです。納得! 体験教室もやっていて、着物に興味がない方でも、小学生から美大生にも超オススメします。ちなみに、私が顔にあてている反物は、極鮫小紋といって、徳川紀州藩の定め柄だったものです。これも写真になると実際の色合いとは違う〜という感じです。
村田 明美さんの投稿 2017年12月3日日曜日